北米生まれツーバイフォー住宅では構造用製材でつくった枠組みに構造用合板を張り付けた
「パネル」で床・壁・屋根を構成して建物を支えます。
軸組工法は「柱」や「梁」などを点で結合するのに対し、
ツーバイフォー工法は面と線」により6面体で建物を支えているわけです。
耐風性
近年巨大化する台風もツーバイフォー工法なら安心。
耐震性
地震列島、日本に求められる安心・安全な工法です。
耐火性
様々なニーズに応える火災に安全な建物。
耐久性
CO2削減に貢献するツーバイフォー住宅。
可変性
構造区画が明確な工法のため増改築が容易です。
居住性
快適で住み心地のよい住まいです。
ツーバイフォー工法では、主に6種類の規格化された
枠組壁工法構造用製材を使用します。
それぞれの部材は、日本農林(JAS)規格によって
厳しく品質がチェックされ、使用する箇所ごとに
製材品の種別なども定められています。
*最近では、北米で開発された木質複合軸材料のひとつである
木質I型ビームや木質断熱複合パネルなども利用されています。
ツーバイフォー工法では、接合部に専用のくぎや
接合金物(Cマーク金物など)を使用します。
くぎはサイズ別にカラーリングが施されています。
これは一度打ち込んでしまうと確認の難しいくぎを、
くぎ頭の色により確実にチェックできるように考えられたものです。
最近では、メッキ処理されたくぎが規格に加えられ、
建物の耐久性向上につながってきています。
接合金物は接合部に発生する応力を有効に伝達するために、
品質及び性能が明らかになっている物を使います。
ツーバイフォー工法は、構造材やくぎ・金物のサイズ・使用方法
・使用箇所から施工の手順まできめ細かく規定され、
枠組壁工法住宅工事仕様書(監修:住宅金融支援機構)などで
マニュアル化されているため、施工者の技量に左右されることなく、
どの住宅にも均一な品質と性能を実現します。